セブで留学中の女優、水崎綾女さんに直撃インタビュー!

Special Interview  : 水崎綾女さん

ずっとしたかった留学を体験。数日でもできる気軽さが魅力



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女優

Ayame Misaki 水崎 綾女 さん

1989年神戸生まれ、15歳で上京し第29回ホリプロタレントスカウトキャラバン・ベストグラビア賞受賞をきっかけに、芸能界へ。現在、映画、ドラマ、舞台等で活躍する女優。2015年「進撃の巨人」ヒアナ役で出演。特技は、アクション・歌・スキューバダイビングのほか、13ヶ国語で「トイレどこですか?」が言えること。


Q.英語を学びたいと思われたきっかけを教えてください。

最近は、CMや映画などでお仕事でも、英語を使うことが増えているのですが、元々、語学に興味があったんです。私は、神戸出身で海外の人が多く、通っていた学校ではいち早く英語でのコミュニケーションに特化していたんです。印象に残っているのは、中学生の頃の1週間の職業体験があったとき、様々な職種の中から、海外の人たちが多く来る図書館を選んで働いたこと。そのころは通訳や海外に携わる仕事に興味がありました。結局、15歳から芸能界入りすることになったので、そちらの方向ではなくなりましたが、実際今の仕事で英語を使う機会が増えています。
私は耳が柔軟で、聞いたことをそのまま話すことができるんです。だから今回も発音がいいと褒められました。初めて英語を触れたのはカーペンターズやABBAの音楽で「When I was」とかカーペンターズのおかげで知ったんですけど、音として捉えていただけで、文法の意味も知らなかった。昔から旅行は好きで、どこかへ行くたびに現地の言葉を覚えました。だから英語も旅行で必要なくらいであれば、今までは、なんとなくノリで会話はできたんです。でも、映画の仕事の際に、撮影クルーが全員外国人で、通訳の方がいらっしゃったのですが、人を通すと少しニュアンスが変わってしまうことに気づいて。もっとストレートに思ったことを伝えたい、相手の言葉を理解したい。シンプルな話だけでなく、難しい話もしたいと思いました。そんなことで、留学はずっとしたかったんですが、今の仕事を始めてから10年間、事務所にわがままが言えなかった。でも10年を節目に自分のしたい事をしたい、もっと遅くなるのは嫌だと思い、今回始めて留学ができました。仕事の関係で、留学生活はたった3日間だったんですが、でもすごく濃かったです!


Q.日本でもオンライン英会話などいろいろあるが、なぜセブ島留学に?

英語しかない環境に自分を置きたかった。周りの人に言うと、セブ島留学を勧められたんです。飛行機は苦手だけど、それを乗り終えてでも来る事に意味があると思った。行ってみないとわからないこと、やってみないと身につかないことがあるだろうなって思ったから。今回は「3日間だけだと短い」っていうのが実際に行ってみたからわかったし、それがわかっただけでも成長だったと思います。
実際英語面での成長もあって、学んだことはすぐに使う、話すようにしていると、日本で解けなかった英語の問題が、実戦で使うようになってから解けるようになりました。セブ島留学は知っていたんですが、こんなに綺麗な英語を話すとは思いませんでした。先生みなさん素敵で、フィリピンには真面目な方が多いと知っていたから来る前から心配はしていなかったけど、実際真面目な先生ばかりだった。ネイティブとかネイティブじゃないとか関係ないと感じましたね。セブはビギナーに優しい留学先だと思う。先生たちが親身になって聞いてくれるから、苦手意識を持たずに話せるし、言葉が伝わると嬉しいって思えます!セブでも、私が出演させていただいた映画「進撃の巨人」がやっていたこともあって、留学中、英語で「あなたの映画見たよー」の答えに、はじめは「Thank you」しか言えなかったのが、ちゃんと長く話せるようになって嬉しかった。グループレッスンだとわからないまま進んでしまうけれど、マンツーマンは気軽になんでも話せて安心します。日本では人見知りで構えてしまうけど、海外だと話せちゃう。マンツーマンは恥ずかしさとかもないし、1つのわからない事に対して掘り下げることができるのもいいですね。ただ、会話する上でボキャブラリーはすごく大事だと感じました。その辺りは、日本で単語を覚えてから来るとより効率がいいなと思いますね。環境もすごくいいと思いました。料理も美味しいお店が多いし、すごいビルも多い、wifiもあるし、住む上でも快適です。


Q.今後はどのように英語と関わって行きたいですか?

私は日本がすごく好きなので、英語を使って日本をより良くできる活動をしていきたいですね。先生と話していて恋愛の悩みとかを聞いていると、結局人と人、1対1のコミュニケーションでは、国とか文化とか、宗教とか何も関係ないし、何も変わらないな、と感じたんです。やっぱり話せて通じ合えるって大事。日本の英語は書くため、テストの為といった感じで、もったいないなと思いました。今後も3ヶ月に1回ぐらいのペースで来たいですね。日本にいると結局できないから、頻繁に来たいです。本当はもっと来たいけれど、やっぱり仕事の都合上3ヶ月に1回かなと。ビジネスマンや経営者の方も多いと聞きましたが、ちょっと時間ができたら来れるっていうのがセブ島留学の魅力じゃないでしょうか。