【リタイヤメントビザで暮らす 第11回】夫婦で外国に住むということ

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西林 洋さん(61歳)道子さん

ご夫婦でリタイヤメントビザを取得され、現在セブに住まわれている西林夫妻のセブでの暮らしについて、インタービューしてきました。

 


 

Q1.リタイアメントビザを取得されたきっかけと時期

退職前から、退職後はセブへと決めていました。
昨年の3月、退職後すぐに私(洋さん)だけ先に取得しました。
夫婦で一緒に取得することも考えましたが、妻がまだ迷っていたこと、二人で一緒にフィリピンに来て滞在するとお金もかかることなどから、自分だけ先に取りました。
移住は半年後だったんですが、VISAだけ先取りした感じです(笑)

半年後、いよいよセブに移住となった際に、妻も「私も取ろうかな」というので、それはいい!と妻の気持ちが変わらないうちに、私のリタイアメントビザに付随する形で今年、セブにて申請し、無事取得しました。

 

Q2.セブにした決め手は?

人生1度なので、退職後もう1度違う世界で、楽しみを見つけ過ごしたいと考えていました。
セブは憧れの地でした。
他にもタイのチェンマイも移住先の候補地としてありましたが、セブに来てみて、この透き通ったきれいな海とゆっくりと流れる時間が、私(洋さん)はとても好きなのです。
ここだ!と思いましたね。
英語が通じることも、やはり大きなポイントでした。

妻は、元々チェンマイ派でしたが、セブにも心が傾いて来たのをいいことにこちらに決めました。
でも、今でもチェンマイもいいな、なんて言ってますよ。

 

Q3.趣味から広がる、地元とのつながり

私(洋さん)は、「趣味は持てるだけもて!」というのが信条でして、若いころからスキー、バイク、自転車、カメラ等々多くの趣味を持っていました。
楽しいことは、全部やりたいですね。
でも年とともにできなくなる趣味っていうのがあるんですよ。
なので、今残ったのは写真と料理です。

こちらでは毎日、撮影に出かけています。
セブに来てから近くの公立の学校の行事やイベントが有るごとに撮影していると、そこで出会った学生や先生とは、今やFecebookをしたり、メル友になった子もいて、日本の友達には羨ましがられているくらいです(笑)
夢は、趣味でもあるカメラを地元の子どもたちに教えて、それで生計を立てられるようになってもらうこと。
やはりカメラに興味を示す子も多く、今は念願の弟子第1号生もいるんですよ。

セブには、自然や人、地元の風景など、撮影する材料がいくらでもあって、全く飽きませんね。

 

カメラを手にする西林さん

 

私(道子さん)は、夫と一緒に撮影に同行することもあります。
地元の学校の先生による個人レッスンでの英語学習は、始めてから2ヶ月目になります。
また、テニスも始めましたが、まだまだここで何ができるか模索中ですね。
女性の場合、海外に移住するということは、ある意味で捨ててくるものが多いんですよ。
なので、友達作りが今の課題です。
少し慣れてきたのでセブ内の違う場所に引越ししてみるのもいいかな?と思っています。

日本にいるころ工業デザイナーの仕事をしていましたので、今後、そのキャリアをボランティアや何かの交流で生かせられればいいなと考えています。

 

Q4.これから移住を考えている方へアドバイス

いつもプラス思考で、チャレンジ精神を持つことが大事と考えてます。
また、いつでも日本に帰れるという、気持ちに余裕を持っていることも大切ですね。(洋さん)

夫婦で移住を考えられている方も多い思いますが、夫婦で外国に来ていても、「二人ではない」。
それを覚悟する気持ちが大切だと思います。
結局は「自分の人生」として外国の生活を捉え、お互いが自立して楽しむことができるか?
それが長続きする秘訣だと思います。(道子さん)

 

Q5.今後の生活スタイル

年に2ヶ月日本に帰り、あとの10ヶ月はセブでという生活で暮らしていく予定です。

住んでみて初めて知る発見があるのが、非常に楽しいです。
また、セブは人間味をとても感じられるのがいいですね。
写真や料理を通じてもっと地元の人達との交流も楽しみたいです。(洋さん)

私(道子さん)は、年に2度ほど日本に帰ろうかなと思っています。
夫のリズムに合わせるのではなく、自分のリズムを持って、海外生活を楽しむようにできればなと思っています。

 

~セブポット2011年11-12月号 P38掲載~

 

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