【リタイヤメントビザで暮らす 第12回】趣味からビジネスまで新しいセブの暮らし

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蓮 康夫さん(58歳)

元エアライン機長という珍しい職歴の持ち主の蓮さん。
2010年に早期退職し、今年4月から兼ねてから移住を考えていたセブにて本格ロングステイを開始。
充実した趣味とビジネスライフの様子を取材させていただきました。

 


 

趣味を通じたフィリピン人とのつながり

こちらに来てからは、ほぼ毎日、テニスをしています(笑)
日が落ちて暑さが和らいできた夕方から始めています。
カントリークラブ、カジノエスパニョール、タリサイテニスクラブの3つのテニスクラブの人たちとしていますが、こちらではテニスはある程度お金持ちの人がするスポーツなので、余裕のある裕福な人が多いですね。

しかしみんな趣味で集まっているので、損得勘定のない付き合いができます。
その付き合いの中から、フィリピンの社会やフィリピン人について知ることは多いですね。
例えば、カジノエスパニョールだと、メンバーでないとドリンクも買えない高級クラブですが、メンバーの仲間がいつもおごってくれるので、それが当たり前だと思っていたら、庶民的なタリサイテニスクラブでは私がおごらなくちゃいけない立場になります。
裕福な人の中でもやはり階層の違いがあるんだなぁ、と思いますね。そ
の付き合い方のギャップも楽しんでいます。 

でもみんなフレンドリーで、外国人が1人でいたら、気を使って話しかけてくれます。
それに、もうひとつの趣味であるビリヤードもそうですが、フィリピン人は勝負強い!
決してフォームはキレイじゃないけど、ちゃんと嫌なところに打ってくるんですよ。
負けたほうがレフリーとボールボーイの代金を払わないといけないので、もう必死(笑)
ゲームはとても楽しいですね。

最近ではセブ在住の日本人の皆さんに混ざってビリヤードも始めました。
変に気を使うんじゃなくてどんどん仲間に混ぜてもらうことが、セブで友達や人脈を広げるコツだと思います。


「何もしないのはよくない」

テニス仲間に以前から、「こちらに来て何もしないのはよくない」と言われていました。
そこで自分で何かビジネスでもしようかと思っていたところ、テニス仲間に「ヌアッタイ」というセブ、マニラに百数店舗展開しているマッサージ店のフランチャイズオーナーで、ちょうどいい物件があるから、やってみないか?といわれ、4月にアヤラモールの近くでヌアッタイのフランチャイズを始めました。

ヌアッタイのフランチャイズ料金は50万ペソと安く、スタッフ集めや指導、教育、ベットやイスなどの必要なものは用意してくれます。
また、テニス仲間の彼が店舗の物件探しから契約のことまで手助けしてくれたので、とても助かりました。
まだ開業して3ヶ月程度ですが、なんとか収支がトントンのとこまで来ました。

もともと日本で十分仕事をしたし、リタイア後はテニスやビリヤードしたり、ビールを飲んで遊んで暮らすつもりだった上、以前の仕事とは畑違いで経営なんてやったこともなかったので、不安もありました。
しかし、わからないことを周りに聞いたり、自分でホテルなどに営業したりと、色々な勉強ができるのが楽しいです。

小さな規模なので、忙しすぎることもないのがちょうどいいです。
最近では、ビジネスって面白いなぁって思えてきました。
落ち着いたら、あと2、3店舗あってもいいかななんて思っています。

 

これからセブに来る人へのアドバイス

1番は、フィリピンやフィリピン人に対して、過度な期待をしないこと(笑)
それに、趣味を持つこと。
言葉が苦手でも、同じ趣味を共有すればおのずと友達の輪が広がっていきます。

特に趣味がないっていう人は、なんでもいいから今すぐ始めればいいですよ。
私はテニスなんて30代になってから始めたんですから。
フィリピンで趣味にお金を使える人はやっぱり富裕層。
なので品のいい人が多くみんな親切。

なにより、それらを通じて、フィリピンやフィリピン人をより理解できるようになると思います。

 

蓮さん経営のヌアッタイ アヤラブランチはこちらから。
お得なセブポット特典もあるので、要チェックです♫

 

~セブポット2013年7-8月号 P40掲載~

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