2012-11/12特集*セブで働く/06.脇田陽介さん

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最近、セブの日本人在住者事情が急激に変化しています。
セブ領事館の調査によると、昨年から今年にかけてだけでも在留届を提出している人の人数が15%以上も増加。 語学学生の急増や、IT関係の日系企業の進出などにより、セブで働きたい人、日本人の求人を求める企業も急速に増えています。

そこで、今回は様々な業種でセブで働いている人をピックアップ。
「働く人」のインタビューをしてきました。


 

スタッフ150人、日本人1人。
大手綿棒会社の製造現場で働く。

オフィスで

【名前】 脇田陽介さん 
セブ在住歴約4ヶ月
【職業】大手綿棒会社、セブ工場のゼネラルマネジャーとして勤務。
【セブにきた経緯】カナダの大学に進学。英語が話せるということで募集があった岐阜県の地元の会社に就職、<BR>その後セブ工場へ赴任。
【今後のセブ在住予定】
3~5年程度
【趣味】映画好き

 

Q、セブに来たきっかけは?

食事は大事なコミュニケーションの場です

映画好きで将来映画の配給会社など映画関係の仕事に就きたいと理由からカナダの大学を中退したのですが、その後日本で商社を経て、結婚を機に地元の会社へ。
日本で綿棒を作る大手は3社しかなく、その1社でした。英語が話せるという理由から受けましたが、工場はインドネシアとセブにあり、その際初めてセブという存在を知りました。
セブにはスタッフは150人。1日平均750万本の綿棒を作っています。

 

Q、日常のお仕事と生活の日課などを教えてください。

工場で

朝起きて、NHKの梅ちゃん先生をみてから、出社。会社では毎朝ラジオ体操と朝礼があります。工場内を巡回し、従業員に挨拶。日本とのやり取りや、生産状況、品質確認などが主な仕事です。
食事は自炊。TVはHBOかスターチャンネルで映画を鑑賞しています。

 

Q、セブの印象を教えてください。

従業員も仕入れ先も現地の人とやり取りすることが主ですが、お国柄か、仕事をする姿勢が日本よりゆっくりとしています。日本では、人生の中で仕事に重きを置いているひとが多数だと思いますが、セブの人は仕事を生活するための一つの方法だと考えている人が多いようです。
まずは、家族を大切に、仕事も楽しみながらこなしているという印象を受けますね。
あと、やはりみんな明るい!日本の職場は問題が有ると雰囲気が暗くなりますが、こちらはそんなことは気にせず、気持ちを切り替えて仕事をしてくれます。(楽観的と言いますか)また、日本人が一人なので、みんな気にかけてくれますね。

 

Q、セブで働きたい方へ。

たまには一休み

フィリピンは東南アジアの中でも、タイやインドネシアと並んで経済が急速に発展する国です。セブはインフラも充実し、人も集まってくる活気のある地域ですので、今後新規で仕事を立ち上げたい方や、新たにチャレンジしたい方には、とても魅力的だと思います!

 

セブポット2012、11-12月号 / 11ページ掲載