ぶらり釣り日誌vol.5

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ついに大物ゲットか!!??


釣り日誌も好評連載第5回、読者の皆様から、「いつになったら釣れるの?」「釣り日誌なのに全然釣れてないじゃん」など温かいお言葉をいただき、釣り場の調査の洗い出しから始めることにしました。
マンダウエに釣具屋ができたので、そこで情報を得ることに・・・。店員さんとも仲良くなり、話をしていると、どうやらサーフィンで有名なあのシャルガオ島で大物が釣れるらしい。さらに4月の中旬には始めてのインターナショナルの釣りの大会が開催されるとのこと! よーし、今回はシャルガオに突撃だーー!

4月□日

シャルガオへの行きかたは下記を参照してもらうことにして、シャルガオについた私とH師匠。シャルガオの中でも釣りの中心は「Pilar」という町らしく、そこへ空港から移動。Pilarに夕方到着すると釣り大会2日目が終了し、会場に魚を持ち寄っているではありませんか。
おお!!大漁のバショウカジキシーラキハダマグロなどが上がっており、テンションも上がりまくりです。
よーし明日は大漁だーー!

4月△日

本日のつりは、まずはトローリングではなくルアーを使っての釣りをチャレンジ。朝4時から、太平洋に浮いている浮き漁礁(通称パヤオ)を目指してレッツゴー!パヤオにはたくさーんのお魚さんたちが集まる、H師匠曰く「入れ食い必至」の絶好のポイントらしい!このパヤオは船で3~4時間のところにあるとの情報を入手し、大型の魚との格闘を想像しながら、夢見心地で船に乗ること3時間。
あーぐっすり寝た!さてそろそろついたかな、日も昇って大分熱くなってきました!
4時間経過・・・。
5時間・・・??
6時間・・・!!??
い、いっこうにパヤオに到着しません・・・。おかしーなーという顔をしている船長。おいおいしっかりしてくれよ~!(涙)ついにこの日パヤオを発見することができず、とぼとぼと帰宅。地元の漁師のボスのような人に、 (ノ_・。) 「パヤオなかったよー」 と報告すると、さわやかな顔で、 (´∀`)「釣り大会中はパヤオは取り外してあるよ~」と・・・。絶句。 orz 先に教えてくれよ。まんまと1日を無駄にしてしまった・・・。

4月○日

昨日の悔しさを胸に秘め、この日も朝早く起床(5時)。本日はお目当てのトローリング!
トローリングというのは、ルアーなどを船から流し、ひたすら引っ張っていく釣りのことだそうです。魚がいそうな海域を浸すぐるぐる回り、大物が疑似餌をがぶっと食いつき、釣り上げるという、「釣り」というより「漁」に近い方法。もちろん私にとって初体験だったのですが、どうやらこのトローリングというのはひたすら「待つ」ということが必要なようで、この日もひたすら待つ、待つ、待つ。そして待つ、さらに待つ。そして・・・
え!?マジですか!? ・・・時間切れ。
はい、本当です!6時間ほどひたすら待っていたのですが、当りもこず(泣)。
でも、一緒に行った人は32キロのバショウカジキを釣り上げているので、魚がいないわけではないようです。僕らの腕が問題なのか!!??

総括:

なんと、今回もやってしまいました!シャルガオまで行ってなんと釣果0!!!
ただ今回最大の収穫は、釣り大会を通じ、フィリピン中の釣りファンと交流ができたこと。H師匠もびっくりするような、釣竿やジギングのルアーを持っている本物の釣り吉たちと知り合うことができました。彼らの話では、シャルガオだけでなく、他の場所でもたくさん釣れるポイントがあるとか。また、希望を取り戻したH師匠と僕。次回以降は、釣り好きフィリピン人の情報を頼りに、じゃんじゃん釣り上げますよ~!ご期待あれ!! @編集部員T

シャルガオ島への行き方

<飛行機で行く>
セブのマクタン空港から1週間に2回(月曜日、金曜日)SEAエアーが運行しています。
所要時間、約1時間。非常に快適ですが、片道4000ペソ(私たちの利用時)と、他の国内線に比べて高め。飛行機は小型機。シーズンによって、運行していないこともあるので注意。<船で行く>
セブ⇔スリガオ
コカリオン社の大型フェリーが週に6便運行。所要時間12時間。
スリガオ⇔シャルガオ
モンテネグロ社のフェリーに乗り、2,3時間。
時間はかかるが安価でいけるのが船旅の特徴
 
今回トローリングの餌に使ったトビウオ君 今回トローリングに使用した船です お世話になった人たちと思い出の一枚