2007-7 カラシラサギを追って…【後編】 Vol.#2

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image (19)2007-7 カラシラサギを追って…

【後編】 Vol.#2

【前編】あらすじ 中国の一部にその多くが生息し、地球上にはもう数百羽しかいないと言われている貴重な鳥、『カラシラサギ』に会いにオランゴ島まで来たイカナン・バオさん。なかなか姿を現さないカラシラサギ。帰りの船の時間は迫る。はたしてお目当てのカラシラサギに会えるのか?


30分待ってみた。でもいない。サンクチュアリーセンターのおじさんは最近になって カラシラサギは頭に飾り羽ができてきてとってもきれいだよと言っていたのに、いない。場所を聞き間違えたかと思い、再びセンターへ戻ってみる。センターには掃除のおじさん以外誰もいなくなってしまった。時間は5時を過ぎていた。みな時間だから帰ってしまったようだ。時間が許すまで観察小屋で粘ってみることにした。観察小屋に戻る。夕日が綺麗だ。セブ島の山のほうに沈んでいく。再び探してみる。2匹白いサギが増えている。スコープで覗いてみると、足は黒、嘴は黄色、頭の後ろに飾り羽のあるカラシラサギがいるではないか!夢中で小魚を追っているようだ。どこから飛んできたか、ついに目的の鳥、カラシラサギに出会うことができた。概観で大きく異なる点は嘴の色、頭の後ろの飾り羽、大きさだ。しかし鳥同士から見たら他にも違う何かがあるのかもしれない。またの機会にじっくり観察してみたいものだ。マクタン島へ戻る午後7時の最終便が出発する50分前のことだった。

慌ててサンクチュアリーセンターを出て歩いて戻る。誰もいない。暗い。暗闇から自転車に乗った上半身裸の色黒のフィリピン人が現れる。黒いから突然現れる。当のフィリピン人は暗い中でも目がいい。見えていないのはこちらだけのようだ。すばらしい能力だ。近くに乗せていってくれるバイクがないか聞いてみる。「少し先にバイクを持っている人がいるから、そこで乗せてもらって船着場までいくといい。」というアドバイスをもらって、急ぐ。とにかく急ぐ。何とか最終便に間に合った。セブに戻ることができた。

目的のカラシラサギを見つけることができ、島の暮らしぶりも観察でき、一日かけて訪れるにはオランゴ島は十分おもしろみのある島だった。

 

オランゴ島

セブ・マクタン島の東、およそ4キロ先に位置し、マングローブに囲まれた自然豊かな島。オランゴ環礁最大でもあるこの島の西側(マクタン島側)には集落もあり人も住んでいるが、島の東には広大なマングローブ湿地が広がり、シギ・チドリといった渡り鳥の楽園になっている。1992年、オランゴ島地方議会は島を野生生物保護地域して宣言、2年後の1994年には水鳥と湿地の保護に関する国際条約である「ラムサール条約」に登録される。

シギの仲間。その大きさ、嘴が長いもの短いもの、形、足の色もさまざま。 帰りの時間に間に合い無事、船着場に到着。ほっと一息。夕日がキレイだ。 【上】サンクチュアリーセンター。【下】オランゴ島に向かうバンカーボートの中から。
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