QQEnglishオーナー藤岡頼光さん × セブポット代表佐藤ひろこの緊急対談!

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「もしもし? うん、うん・・・わかった。今からそちらに行きますね。」

 

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いつものジーンズにシャツをイン。セブでこの爽やかな笑顔のおじさまを知らない人はいない。

 

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彼の名前は、藤岡頼光(ふじおか らいこう)。

セブ語学学校最大手の一つ ”QQイングリッシュ”の創始者であり、セブ留学のパイオニア的存在。

まさに英語界の救世主である。

 

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世界中のコールセンタービルが立ち並ぶ、セブの一等地ITパークに学校を構え・・・

 

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2校舎目のシーフロント校は、目の前が海!の最高のロケーション。

その上、生徒がより過ごしやすいようにと、焼き立てパン釜や、ジム、ガーデンテラスまで作ってしまったという。

 

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しかし実のところセブだけでなく、上海、タイ、ベトナム、ブラジル、イタリア、イギリス、カザフスタンに至るまで、世界中に拠点を持ち、今や世界中を飛び回っている頼光さん。

そんな彼を慕う人の数は留まる事を知らず、今ではそのカリスマ性に魅了された教師が800名以上、スタッフ総勢1000名でQQイングリッシュは支えられている。

 


 

そして同じくセブの顔!といえば、うち(セブポット)の代表、佐藤ひろこ。

 

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実は、このふたり。

お互いセブに来た当初、起業する前からの10年来の知り合いという、長い付き合いである。

頼光さんが念願の初出版本を出すとのことで、今回は祝!出版記念対談をすることに。

 

 

『ひろこちゃーん!』

 

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バーーーーン!

 

頼光さん『お待たせー!』

ひろこ 「頼光さーん!」

 

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ひろこ 『頼光さん、ついに本を出すんですねー? 』

頼光さん「そうなのよ!」

ひろこ 『 よかったねー!おめでとうございますー!!』

 

先程の写真をもう1度ご覧いただこう。

 

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この机にびっちりと並んでいる本こそが、頼光さんの処女作。

「40歳を過ぎて英語をはじめるならTOEICの勉強を捨てなさい。」

 

「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない(by B’z)」を彷彿とさせる、シンプルで分かりやすいタイトルセンスはさすがとしか言いようがない。

 

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ひろこ 『頼光さん、本当は、もっと前から本を書きたかったんですよね? 』

 

頼光さんそうです。でも今まで出したいと思った本は、全部ボツにされたんですよ。

だからよりによって今回、英語の勉強での企画が通るとは思ってなかった。

 

二年半くらい前に本を出したくて、

「セブ島留学 ・オンライン英会話のビジネス界の世界戦を語る!驚愕の全94話」として、” らいこう奮闘記 ”  なるものをブログに残していて、それが一番読んでほしいものだったんだけど・・・それもボツ。

 

出版社に行ったら「刷れても5000部ですね」と言われ、印税はいくらになるのかって聞いたら、50万だって!

こんなに一生懸命書いて、売れるまでに3、4ヶ月かかって・・・印税50万って!それは、だめでしょう!(笑)」

 

ひろこ 『あれから2年半、今回はディスカヴァー21(出版社)さんからの依頼だったんですよね?』

 

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頼光さん「そうなんです。やっと向こうからきた!と思ったら、” 英語の勉強の仕方 ” についてのオファーだった。

よりによって、元々バイク便をやってたおじさんの英語習得法なんて誰が知りたいんだろう?と思ったら、出版社の営業会議で大絶賛されて。

 

 

通常、新人は5000部が普通の中、今回は初版から12000部だよ!

これは、こける訳にはいかないなと。

売れなかったら、二冊目が書けない・・・。

らいこう奮闘記が、二度と日の目を見ない事になってしまいますからね。(笑)

 

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ひろこ 『本のタイトルにもなってますけど、らいこうさんは、40歳からはじめて英語を勉強したんですよね?』

 

頼光さんそうです。そもそも僕は” have ” と ” make ” のスペルがわからないくらいでしたから。

バイクの輸入をしていたので、よくイタリアに行っていたんですが、ビジネスの話だと通訳を付ければいい。

 

でも、バイク屋のイタリア人のおじさんと大好きな趣味の話がしたかったし、熱く語り合いたかった。

でもそれに通訳はつけたくない・・・というのが、英語を学び始めた動機。

 

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ひろこ 『そのときは、日本でQQバイク便や、バイクの輸入販売の社長業でも忙しかったから、留学に時間をとれなかった。』

 

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頼光さん「そう。1ヶ月も留学する時間はない、でも英語を話したい・・・とネットで検索していたらフィリピン留学を見つけて、近くて安くて、短期間でもものになるマンツーマンレッスン!

 

これだ!って思いました。

 

でも当時は韓国資本の学校しかなくて、連続して何ヶ月も勉強するというスタイルしかなかったから、僕は実は10ヶ月分の授業料を払ってその期間で行けるうちの数日とか、1週間とかを頻繁に来ていた

 

いわゆる大人買いだよね。

でもその時は英語習得に必死で、自分への自己投資だと思って払いました。

 

他にそんな留学スタイルをしている人はいなかったので、先生たちには超お金持ちだと思われていましたね。

 

バイク便の社長をしていると知られていたので、気軽に ” トヨタやホンダの社長といつ会うの?” とか言われて。

僕、会った事ないけどな・・・なんて思いながら、聞き流していました。(笑)

 

でもやっぱり、そんな超短期の留学だけじゃなかなか伸びない。

当時(11年前)は、今では当たり前になってきたオンライン英会話自体もなかった。

 

そこで僕は、担任の教師全員にノートパソコンを与えて、ネット契約をして、自前でオンライン英会話をはじめたんです。

” 日本にいる間は自前オンライン英会話をし、その後また留学する ” という、行ったり来たりの生活が続いていました。

オンライン英会話だけでは英語学習は続かない。

” また先生に会う、留学する ” という事がモチベーションになり、語学習得に繋がっていきました。」

 

ひろこ 『それが、今のQQのオンラインとオフライン(留学)の学習スタイルにつながってるんですね。

 

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頼光さん「 ”これはいける!” と思いましたね!

ITパークで始めたんですが、本当は最初からオンラインもオフラインも同時にやりたかったんです。

でもフィリピンでの許認可など色々と遅れがありオンラインが先になりました。

 

この方法は、最も伸びると思いますよ。

なんせ、40歳でバイク便のおじさんががしゃべれるようになるなんて、ミラクルです!

 

世界ではじめて、本気で英語がのばせる勉強法だと思っています。

この方法なら個人差の習得スピードが違えど、必ず伸びる。

 

バイク便のおじさんがしゃべれるようになるんだから、若い子がしゃべれないわけないんです!」

 

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ひろこ 『英語ができない若い子ね・・・そう言えばうちにも頼りになるスタッフがいるんですけど、唯一の欠点が英語ができないことなんですよねぇ。』

 

頼光さん「ん?なんかドアの方から視線を感じるような・・・」

 

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頼光さん & ひろこ「!?」

 

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実はずっとドアの外から2人の様子を見ていたセブポットストーカー編集部員・なみへい。

 

なみへい『頼光さん!私も、頼光さん直伝の英語習得法を知りたいです。おしえてください!!』

 

 

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しれっと乱入成功。

 

なみへい『私、ものすごい面倒くさがりで。できれば勉強したくないんですよ。

でも、英語はしゃべれるようになりたい・・・。で、今に至ります。」

 

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頼光さん「あ、勉強しなくて、は無理ですね。(キッパリ)

 

なみへい 『くっ・・・!』

 

頼光さん 「どっかで腹をくくってするしかない。

であれば、短期決戦でも話せるようになるのが、フィリピン留学なんですよ・・・。

 

僕の勉強法を言うとね、まずは単語のターゲット1900を覚えたんです。」

 

なみへい 『へぇ・・・(それはそれで大変そうですけど・・・)』

 

頼光さん 「でもね、すっごい時間をかけて一生懸命覚えたのに、実際は全く話せなかった。一回も使えない。」

 

なみへい 『え!? 何でですか?』

 

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頼光さん「なんせ、僕は” have ” と ” make ” のスペルがわからないくらいだったから、単語を覚えたって、結局、単語と単語を組み合わせて話すしか出来ないんです。文章にならない。

その事に気づいて、次に、本書の中でも何度も登場するんだけど「DUO」の薄い本(DUOについての詳しい説明は本書をチェック!) を買ってきて、センテンスを覚えようと思いました。

 

センテンスごと丸覚えして、その通りに話す。


聞いて覚えたセンテンスをそのまま会話でも使うという方式です。

 

ぼくは、これをブロック勉強法と呼んでいるのですが・・・

例えばコップに水を貯めようとすると時間がかかるでしょう?
でも、コップに氷(ブロック)をポンポンいれると、コップの中身が満タンになるのが早い。

 

それと同じで、何でもまんべんなく勉強するというのは難しいから、シチュエーションベースで覚えて、得意な1個のパターンをつくる。
そのパターンをどんどん増やしていくんです。

 

そう言う意味では、ビジネス英語は意外に簡単です。
決まったセンテンス、決まった単語を使えることが出来れば、会話は成り立ちます。」

 

なみへい『なるほど、それは面倒くさがりの私でも出来そうです!

 

頼光さん「 ”ここは出来る”というブロックをつくっていくのが大切です

そもそも大人になって、英語を習得するには、

 

「捨てる」「あきらめる」ことが肝心です!!

 

この本の帯をを見てください!」

 

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・ネイティブは無理!

・正確な文法も無理!!

・完璧な聞き取りも無理!!!

(※帯には「捨てなさい」とあります。)

 

明確な目標と、これで出来るっていうブロックを積み上げる事で、使える英語が話せるようになるって訳です。

 

なみへい『なんだか、頼光さんのお陰でやるべき事が見えてきたような気がします!』

 

頼光さん「この本には今話したような勉強のコツがいろいろ書いてあるから、是非読んでみてね。」

 

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なみへい『お話をお伺いできてよかったです!ありがとうございます!!

それでは次の取材があるので、失礼しまーす!』

 

ガチャッ(退室)

 

 

ひろこ ところで頼光さん、QQってさ、TOEICコースもあるんじゃないの?

 

頼光さん「うん、あるよ。」

 

ひろこ 『タイトルにでっかく「TOEICの勉強は捨てなさい」とか書いてあるけど、QQってセブで最も大きい語学学校のひとつでしょう?

その学校が ” TOEICいりません”って、よくかけたよね? 

 

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頼光さん「はっ!!!!」

 

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頼光さん「だって語学学校を売ろうなんて全く思ってなかったから・・・。

とにかく、本が売れたらいい!! でも・・・・事実だからしょうがない。」

 

ひろこ 『QQのマーケティングのためにっていう視点じゃ書けないよね、こんなこと。(笑)

まぁでも、英語を話せるようになりたい全ての人にってことで、ね。

 

頼光さん「そういうの、早く言ってよ~! 大概いつも、やってから気づく・・・。

だって俺、そもそもあんまり考えないじゃん?・・・これ、やばいよね。

いや、ほんと、とにかく本が売れてもらわないと・・・」

 

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ひろこ それが頼光さんらしすぎて、いいんじゃないですか。

英語を話せる人が増えてほしいっていう熱い思いと、自らの経験をもって出したのが、この本。

 

頼光さん「だってさ、全部なんて出来ないじゃん? やっぱり何かを捨てないと、無理じゃん?

大きな目標をもつには、何かを捨てないと得られないじゃん?

やっぱり大きな何かの一つがTOEICだと思うし・・・(笑)

これ捨てたら、あとラクだよ? 一番大きなかたまり(ブロック)捨てちゃう訳だから。

 

ひろこ (TOEICは)若い子でまだまだキャパのある人には必要だし、あったほうがいい、やったほうがいいってことですよね?

 

頼光さんまぁ、そうだけどね・・・。いまさら、遅いよね・・・もう、ダメだ・・・。書いちゃったもん・・・。」

 

ひろこ 売れなきゃね!(笑)

 

頼光さん40歳以下の人でも、本気でしゃべりたい人には、どの年齢の人にも役立つこと間違いなしです!

 

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藤岡頼光さん待望の初出版

「40歳を過ぎて英語をはじめるならTOEICの勉強を捨てなさい。」

2016年11月11日 発売!!

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なんと、お値段1000円(税抜)ポッキリ!