フィリピン観光省RegionⅦ 新長官Lanette氏 スペシャルインタビュー

 


 

2018年には、ボホールに新しい国際空港ができ、またマクタン-セブ国際空港もリニューアルオープン。

今後の観光客の動向など、気になるところを フィリピン観光省RegionⅦ 新長官のLanette氏 にお伺いしてきました!

 

*Region7とはフィリピンの国土は、3つのブロックに大別され、さらに18の地方(Region)に細分される。Region7は、フィリピン中部のビサヤ諸島を3つに分けた1つの地方で、ボホール州、セブ州、シキホール州、東ネグロス州からなる。中心都市はセブ市。

 

JOSHUR JUDD S. LANETE Ⅱ 氏

Department of Tourism (DOT・フィリピン観光省)
RegionⅦ Derector 


2007年よりマスバテ州のMunicipal Mayorを3期歴任後、Department of Tourism Region 7のDirectorとして2017年8月4日就任。
1980年生まれ、セブ出身。

 

 


ボホールの新空港について


 

ボホールの新空港の完成予定図

 

観光省としては2つの新しい空港完成も今からとても楽しみにしています。

ボホールの新空港は2018年の中頃、パングラオ島にオープン予定です。ボホールの魅力は、自然豊かで、パングラオ島のビーチや様々な観光名所、DanaoにあるEcoアドベンチャーパークなど、そしてダイバーにとっては、バリカサグ、ダブルバリアリーフなど世界のダイバーも楽しめる素晴らしいポイントを持っています。

 

現在は、韓国からの直行便がありますが、新しい空港がオープンすれば、さらに多くの国から観光客がボホールを気軽に訪れることが出来ると思っています。

 

 

 


セブ マクタン空港 新ターミナルについて


 

マクタン空港 新ターミナルの完成予定図

 

セブに関しても、現在急ピッチで工事が進められており、2018年3月に新ターミナルのオープンを目指してます。

港利用客も2014年720万から2018年には1,150万人に達すると見込まれているそうです。新しい空港が出来ましたら、2,500万人の収容力をもち、さらに多くの航空機がセブへ飛んでくると思いますよ。

 

セブは、世界でも大変珍しいジンベエザメがすぐ目の前で見れるセブ南部のオスロブやその周辺の美しい滝、また、セブ島北部にも年内オープン予定のSafari Zooなど、南から北まで訪れたい場所が多いですね。

そしてボホールと並んで、ダイバーを魅了するダイビングポイント、アポ、モアルボアル、マラパスクア、そしてマクタン周辺と数多くあります。

 

観光客ばかりでなく、ご存知のようにセブは英語留学をする日本人留学生も増えてますね。日本から近く、そして安く学習ができる。

観光省のESLツアープログラムでは、英語を学習するグループがセブへ来ますよ。

 


今後の予定は?


 

今後新しいルートとして、フィリピン航空がセブ-カミギン、レガスピ、シアルガオ、オザミス、バンコクへ12月から就航、The Smile Airwaysがセブ-バンコク便を10月から就航予定です。

空港が大きくなる、路線も増えるということは、その分観光客も増えていくと考えられます。ですので、さらに多くの日本語が話せるツアーガイドの育成を考えています。

 

観光客の皆さんにセブ旅行が楽しいものであってもらいたいと思っています。

 

 


 

年々、観光客や留学生が増えるセブ島ですが、今度の発展もますます楽しみですね!

Lanetteさん、お話ありがとうございました!