ぶらり釣り日誌vol.1

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新企画「セブで釣る!」。釣りが大好きな日本人の皆様のために、編集部員Tが体を張ってセブの釣り情報を集めるコーナーです。
さて第一回は、早速ミンダナオ島へマグロ釣りに挑戦!(セブじゃないですけどね)と言いたいところですが、まず近場から攻めることに。お邪魔したのは、シャングリラマクタンの近くの「ヒノデビーチロッジ」さんに協力していただいて、セブ初釣り取材に行ってきました。


釣竿ならぬ釣りペットボトル??

目的地に到着し、用意された釣り道具を見てびっくり、釣竿、リールの代わりにペットボトル、おもりの代わりにが!!説明を聞くとビーチから小型手漕ぎ船(4人用)に乗り、30メートルほど沖にでたあたりが今日の釣りポイント。 船の上から糸をたらすだけと初回にふさわしいシンプルな釣りだ。
転覆!!
ヒノデビーチロッジのスタッフが船を操縦し、沖に出ること数分。深さは約10メートルくらいのところで釣りを開始しようとした、その時!!うわぁぁぁぁ!ザバーン!
小さな4人乗りの船なので波が少しでもあると、バランスが崩れ、なぜか私だけ海に投げ出された。
元水泳部ということで、水は全く怖くないのだが、取材用に持ってきたデジタル一眼レフが水につかって、もしも動かなくなったら・・・とその時鬼と化した編集長の顔が私の頭をよぎり、なんとしてもカメラだけは死守せねば!と海に投げ出されたのと同時に、カメラは頭の上にかざすことに成功!、なんとかセーフ。(肘まで海につかりましたよ)
ついに、つ、釣れたのか??
一人海に投げ出されたのを見ていた、ボートスタッフの2人、同行のMさんは大うけ。笑うしか無いですよね、ふははははははは!(テンション異常に上昇中↑)
気を取り直し、ヒパンヒパンと呼ばれるゴカイのような餌をタガ(針)につけ、いざ釣り開始!
海も大分静かになり、気分良く釣り糸をたらすこと数分、クイ、クイと小さなあたりが!早速きたか!?と必死にペットボトルをぐるぐる回す。なんとそこには体長5センチほどのカラフルな魚が釣れているではありませんか。
地元の人に聞くとモルモル(英名:パロットフィッシュ(スズキ目ブダイ科))の子どもだとか。Mさんも同じ種類の魚を釣り上げる。おお、なんか釣りらしくなってきたぞ。
再度、転覆!!!!!
気分良く釣りに興じること、数分間。あたりは何度も来るのだが、なかなか釣れない。なんだかんだやっているうちに潮に流されていることに気づき、少し戻ることに。えっさほいさ、とオールをこぐスタッフ、とその時、またもやバランスが・・・!! ザバーン!うわぁぁぁ!本日なんと2度目の転覆。
・・。今度は全員が海に投げ出され、Mさんのカメラも水没。私のカメラはと言うと、必死に腕を上げ、守ったつもりだったが、少し波をかぶってしまった、
あぁぁぁぁぁ・・大丈夫か!?
転覆でせっかく釣った魚も餌も海に戻ってしまった。 残ったのはカメラを台無しにしてしまい、うなだれる中年日本人男性2人のみなのでした。

まとめ

と言うわけで、第1回目の「セブで釣る」企画の取材は無事?終了。最終的にはロトーリングでカジキマグロを釣る、という目標なのですが、果たしてそれまでにどんな困難が待ち構えているやら・・・。楽しみにだなぁ(苦笑)
注意
フィリピンの海ではどこでもつりをして良いわけではありません。釣りをする場合は、地元の海を良く知る漁師さんなどに聞いてください。