セブで手に入れられる野菜の驚くべき栄養素と効能

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こんにちは。まもなくJセンターにオープンするDonnaセブ支店のチーフエステティシャン兼ベジテリアを監修している中国整体師、国際美容協会CIDESCO会員の朝子です。 常夏の島セブでは夏バテしたり忙しさで食生活がみだれて貧血ぎみになったりと体調をくずしがちですよね。そこでベジテリアでも使用しているセブで健康管理をするのにもってこいの、現地で日常食べられている野菜や果物にどんな効能があるのかを紹介したいと思います。効率よく必要な栄養素を摂取して楽しいセブライフを過ごしたいですね。

第一回目 空芯菜(カンコン)

この空芯菜、たくさんのビタミンB1,B2を含んでいます。ビタミンB1,B2といったらよく疲労回復用のサプリメントに記載されているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか?このビタミンB1,B2ですが、エネルギー代謝を高めてくれて夏バテを予防してくれます。なるほど暑い国では空芯菜がよく食べられているわけですね。

そしてこの空芯菜、血液中でヘモグロビンが酸素を脳や体内の細胞に届ける時に欠かせない鉄分と、そのヘモグロビンを作る働きがある葉酸をたくさん含んでいます。活力のある体を維持するためには、体内に新鮮な酸素をいきわたらせることは重要です。

そしてなんとこの空芯菜にはカルシウムまで豊富に含まれています。乳幼児の発育の為だけでなく骨粗しょう症の予防と改善の為にはカルシウムは大切な栄養素ですが、カルシウムだけでは不十分です。ですがこの空芯菜にはビタミンKが含まれており、このビタミンがカルシウム分を体内に取り込むのを助けてくれます。

最後に、緑黄色野菜ならば必ず含まれているβカロテン。このβカロテンは体内でビタミンAに変換されますが、このビタミン、肌粘膜を強化するので日焼けしやすい常夏のセブでは必須ビタミンです。さらにビタミンAには抗発がん作用や免疫賦活作用があるので、フィリピンの日常食は野菜が少ないですが、積極的に摂取して免疫力を高めて病気知らずの体を作って楽しいセブライフを送っていただきたいと願っています。