ドライマンゴでお馴染み プロフードオーナー  ジャスティン オイさん

image (71)ドライマンゴでお馴染み プロフードオーナー

ジャスティン オイさん

セブポットでも紹介している大人気のドライマンゴメーカー、プロフードのオーナージャスティンさんに仕事のこと、プライベートのことなどお話を色々聞いちゃいました。


 

Q:なぜドライマンゴのビジネスを始めようと思ったのですか?

A:起業したのは1978年です。その当時セブでは、シーズン(3月から6月)になるとマンゴがなりすぎて、売ることができずに捨てていたんです。もったいないですよね?当時お金がなかった僕は、どうせ捨ててしまうならと、マンゴをタダでもらいドライマンゴに製品化し、3ヵ月後に支払うということをはじめたんです。その当時すでにパイオニアの同業者もいましたが、まだまだ規模も小さかった上に、とにかくマンゴが捨てるほどあふれていたので。今じゃ考えられないですよね。

Q:セブで仕事をする魅力ってなんですか?

A:私たちの会社はセブをメイン工場にしていて、ピークシーズンになると6000人の従業員が働いてくれます。マニラにも同じように工場があるのですが、そちらには300人。セブの工場は20倍も人が働いているのにトラブルがマニラ工場より少ないんですよ。これはやはりセブの人々の人の良さから来ていると思っています。またセブはご存知のとおりフィリピンの真中に位置しているため、フィリピン中からマンゴなどの最適な素材を集めるのに非常に適しています。

Q:日本とも仕事でお付き合いがあると思いますが、日本人の印象は?

A:現在日本に20数種類以上のマンゴー製品を輸出しているのですが、日本人は「質」に非常にこだわりますね。他国と比べても、品質管理には非常に厳しい。なので最新の設備をいれるなど、私たちも衛生面には非常に気を使っています。幸い今まで日本人と仕事をしていて、嫌な思いをしたことがありません。日本人は本当に「正直」だと思います、そして彼らも私たちに「正直」であることを暗に要求する。慣れると大変快適に仕事をすることができるというのが印象ですね。

Q:仕事を始めた30年前と比べて、セブはどう変わりましたか?また今後改善すべきところは?

A:30年前と比べるとセブは非常に発展しました。道はきれいになったし、停電も非常に少なくなりました。事業をする環境が徐々に整ってきたと思いますね。ただ今でも問題なのは、輸出入に関する書類手続きなどのプロセスがなかなかスムーズにいかないことですね。

Q:忙しい毎日を過ごされていると思いますが、休日の過ごし方や、セブのおすすめは?

A:ビーチが大好きです。シティからでも30分でマクタン島へ行けますからね。ビーチでのんびり本を読んだりして、ゆっくり過ごします。実は日本料理も大好きです。毎週3回は日本食を食べています。先週は4回、笑。セブはおいしい日本食レストランがたくさんあり、うれしいですね。

2008年3-4月号 掲載