【フィリピンビジネス探訪 Vol.1】ブーム直前!?今、電動バイクが面白い理由

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フィリピン・セブ島で話題、注目のビジネストピックに迫ります♫

 


ノーライセンス、ノープレートでOK!
ブーム直前!? 今、電動バイクが面白い理由


 

電動バイク

 

セブ市内は交通量の増加に伴い、ヘルメットの着用やナンバープレートの取り締まり等、バイクの取り締まりも年々厳しくなっている。

そんな中、ナンバープレートなしヘルメットの着用義務なし(とはいっても、安全の為着用くださいね)、なんと免許まで必要ないバイクがある。
それが、最近話題の電動バイクだ。

正式には、時速55km以下の乗り物には免許やナンバープレートが必要ないということらしい。
なので、電動バイクの中でも、稀ではあるが、時速55km以上走るモデルものもあるのでご注意。

携帯やPC関連用品などでお馴染みの「CD-R king」も「e-bike」を積極的に展開している。
SMシティのUG階にe-bike専用店舗を構え、先日カントリーモールに新しくメンテナンス・修理を受け負うショップをオープンさせた。
購入の際には、時速55km以下のバイクである事を証明するLTO(運輸局)の書類がもらえる。

折りたたみ式のいわゆる「電動チャリバイ」を乗ってみたら、乗り心地はとてもスムーズ!
どれだけ壊れずに保ってくれるかが心配だが、金額も1万ペソ台からととってもリーズナブルなので、見ると欲しくなってしまう方も多いはず!
種類にもよるが、通常のコンセントに差して約8時間でフル充電され、一回の走行距離は20kmから100kmを超えるものまで。
バッテリー交換は2-3年が目安とのこと。

 


トライシクルも電動化へ


 

トライシクル

 

フィリピンでは四輪に比べ、二輪の保有台数は約半分に達し、その二輪の大半がトライシクルだとされている。
フィリピンエネルギー省(DOE)は、全国に約350万台あるとされる三輪タクシー、トライシクルのうち10万台を2017年までに電動化する計画をたて、総事業費は5億400万ドル(約512億円)で3億ドルをアジア開発銀行(ADB)が融資することが決まった。
テラモーターズやビート・フィリピンなどの日系も参入して話題になったが、地方自治体によっては融資条件が合わない等の理由で、現在導入台数の大幅な引き下げや遅れで、モチベーションダウン気味なのは否めない。
それでも電動化(e-trike)が今後の大きな流れである事は間違いないだろう。

その中でも100%フィリピン出資で期待されるEMotors,Incが、昨年マンダウエ市A.S Fortuna通りに、ビサヤ地区のフラッグストア第一号店としてオープンした。
EMotorsは、主力商品ZüMが先日5月にボラカイ島で行われたAPECの公式車として利用されたり、国内宅配会社のAir21とタイアップするなど、今後の展開や広がりが注目される。

また、現在販売代理店を募集しているとのことなので、興味のある方はお店を訪れてみては?