【フィリピンビジネス探訪 Vol.2】セブ島のコンビニ事情・最前線!!

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フィリピン・セブ島で話題、注目のビジネストピックに迫ります♫

 


セブンイレブン、ファミマ、ミニストップ
セブのコンビニ最前線!!


 

▶︎セブのコンビニ事情

セブンイレブン

 

2015年7月30日にファミリーマートがITパーク内、e-Bloc Towers 1,2,3と、Arc One Capitol Square店、そしてマリアルイサゲート前、Streetscapeモール内5店舗同時オープンさせました。
セブのコンビニ進出は、2012年7月31日にセブンイレブン・セブ1号店がオープンしてから、同年ミニストップも進出。
この3年間で特にセブンイレブンはビサヤ地域だけでも100店舗を超え、いまや田舎でも見かける存在に。2017年までに200店舗出店予定とのことです。

 

ファミリーマート

 

マニラを主とするフィリピンコンビニ業界の進出は意外に早く、1984年に台湾系セブンイレブン(フィリピンのセブンイレブンは、台湾系プレジデント・チェーンストア・ホールディングスが51%以上の株を所有しており、フィリピン・セブン社「PSC」を設立、アメリカからセブンイレブン運営のライセンスを取得している)が、ケソン市に第1号店をオープンさせて以来、現在フィリピンのセブンイレブンは1400店舗を超えダントツトップで、店舗数2番目のマーキュリーセルフサービスやミニストップを遥かに凌いでいます。

また株価はこの10年で実に200倍を超えました。
ミニストップはロビンソングループ、三菱商事、日本のミニストップ社との協同事業として運営、ファミリーマートは、伊藤忠とアヤラグループとルスタンスグループの合弁会社SIAL社とともに運営されています。

 

▶︎さらにローソンも。

ミニストップは現在500店舗を突破、後発のファミリーマートは2013年、若干2年前にマカティ市で第1号店をオープンしたばかりにもかかわらず、現在既に100店舗を超えています。
5年で500店舗を目指す急ピッチで、店舗展開をしています。

また今年3月にはローソンもマニラにオープンしたばかり。(フィリピン小売り大手のピュアゴールドプライスクラブ社との合弁会社)
今年中に50 店舗、2020年までに500店舗展開予定
ローソンがセブに来る日も近そうです。

 



▶︎コンビニならではのフードサービス

 

ソフトクリーム

 

フィリピン人にとっても、無くてはならない存在になりつつあるコンビニ。
フィリピンの店舗の大きな特徴は、フードの充実にあります。

売り上げの大半がカウンターで購入できるフードからとも言われており、どこのコンビニ店舗でも飲食が出来る椅子やテーブルが設置されてあります。
客寄せとしても大人気なのがソフトクリーム
セブンイレブン、ミニストップが15ペソという非常に安い価格で提供しています。
ファミリーマートは倍の30ペソながら、セルフサービスで自分で好きなだけのせられ、またコーンがあれば二度三度とソフトクリームをのせるフィリピン人の姿も見受けられるなどの人気です。

 


 

▶︎各種支払い・ATM・ポイントカード

そして、セブンイレブンやファミリーマートで実施されているポイントカードも人気の要因。
セブンイレブンのEveryday RewardsカードやファミリーマートのSnapカードは、50ペソにつき1ポイントを加算され、ポイントによってソフトクリームなどの飲食と交換出来るシステム。
意外にすぐにたまることや、自分でQRコードをかざしてチャージするスタイルも、フィリピン人は楽しんでいるようにみえます。

 



▶︎”CLIQQ”ってなに?

 

クリック

 

セブンイレブンではCLIQQという端末が各店舗に設置し始められており、この端末から携帯電話のロード、電話、電気、水道、インターネット、クレジットカードなどの支払いを行う事が出来ます。
携帯電話の支払いだけの為に、アヤラやSMまで行って並ぶ事を思うと、非常に利用価値の高いサービスとなりそうです。

端末で支払い項目入力し、レジでその金額を支払うだけ(現金のみ)。
追加サービスチャージもかかりません(水道料金支払いのみ3ペソ追加)。
ファミリマートでもマニラではすでに各種支払いサービスは開始されており、セブでもシステムが整い次第、随時可能になるということ。
またファミリーマートではコンビニ内にRCBCのATM端末が設置されている店舗もあり、非常に便利。
今後もどんどん新しいサービスが生まれ、セブでも生活に欠かせない存在になっていきそうです。