【2021年6月情報】フィリピン・セブ島から日本への帰国準備。体験談もあり!

 

 

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症により、フィリピン・セブ島から日本への帰国方法が複雑になっています。

自分で調べてもなかなか分からないことが多いですよね。

 

そこで今回、帰国準備についてと、フィリピンセブ島から帰国されたお二人の体験談を紹介します!

日本帰国が不安な方は一度チェックしてみてください。

 

 目次 

日本入国・フィリピン出国に必要な準備

日本帰国体験談①:セブ→成田

日本帰国体験談②:セブ→マニラ→関空

 

【注意!】

最新の情報は変更される可能性があります。

2021年6月30日時点の情報ですので、日本帰国を予定される方は、事前に常日頃から、情報が更新されていないか、ご自身で責任を持って、日本の厚生労働省の情報をチェックしてくださいね!

 


日本入国・フィリピン出国に必要な準備は? ※2021年6月現在


 

 

コロナウィルス感染症拡大の防止の為、日本でも帰国者へは、水際対策による書類提出や準備事項があります。

フィリピン出国にも、空港の使用や健康状態の事前報告などが必要になりますので、順番に見ていきましょう。

 

※2021年6月現在の情報です。最新の情報は、その都度確認していただく必要があります。
新型コロナウイルス感染症拡大の防止のための水際対策による準備以外で、お持ちのビザによってビザに付随する帰国のご準備は違いますので、それについては、ご自身でご確認ください。
また、航空券購入などの、通常帰国に必要な作業は記載していません。

 

 日本帰国の準備 

参考:日本厚生労働省 →最新情報はこちらをご確認ください。

■日本厚生労働省専用、出国前72時間以内のPCR検査陰性結果証明書(スキャンデータでなく、紙)

■病院から出る、出国前72時間以内のPCR検査陰性結果証明書(スキャンデータでなく、紙)

※日本厚生労働省専用、病院から出る結果証明書のどちらにも、病院のseal print(型押しハンコまたは朱肉印) が必要とのこと。

※日本厚生労働省専用の検査結果証明書を提出が困難な場合、規定の項目を満たしていれば、病院のフォーマットの検査結果証明書だけでも可とのこと。

詳細は日本厚生労働省へお問い合わせ下さい。

■誓約書の提出
日本の空港で提出するので、事前に印刷と記入を済ませておくと良いです。航空会社によっては、機内で用意している場合もあります。

■アプリのダウンロードとスマホの設定 ※事前のインストールがおすすめ
 ーOEL → 帰国後毎日、ランダムな時間に滞在位置の通知を求められるアプリ
 ーMySOS → 帰国後、ランダムな日時にビデオ通話を求められるアプリ
 ーCOCOA(接触確認アプリ) → 陽性者と接触した可能性について通知を受け取れるアプリ
 ースマートフォンの位置情報記録の保存設定 → 日本の空港でもスタッフが設定してくれます。

※スマホを持っていない人は、日本の空港で有料の貸し出しあります。

■質問票回答
ネットで回答。日本での滞在先の入力があるので、滞在先が決まってから回答する。
フィリピンの空港で、回答済みを証明するQRコードの提示を求められるので、QRコードはスクリーンショットしておくと良いです。

 

(その他に必要な準備)

■自主隔離施設滞在の準備
2021年7月9日現在、フィリピンから日本に帰国した人は、3日間(帰国日は0日目とする)検疫所が定めるホテルに宿泊します。

検疫所が定めたホテル宿泊期間が終了した後、11日間(検疫所が定めるホテルから出た日は0日目)は、自宅もしくは、自主隔離できる施設(許可の出たホテルやAirbnb)で、過ごす必要があります。

自家用車やハイヤーで移動でき、自宅で自主隔離できる人は良いですが、残りの隔離期間を自宅以外で過ごす方は、ホテルやAirbnbのオーナーに帰国者でも利用できるか確認して、滞在施設を確保しましょう。

 

■検疫所指定のホテルから自主隔離施設への移動手段

検疫所が定める3日間のホテル滞在が済んだ後、自主隔離する滞在施設(自宅を含む)へ移動する際の手段として、公共交通機関(電車・バス・タクシーなど)は使えず、自家用車での迎えや、ハイヤーの手配が必要です。

 

 フィリピン出国の準備 

参考:Philippines Airline ※今回はPhilippines Airlineのサイトから参照なので、他の航空会社をご利用の方は各航空会社へご確認ください。

■Trazaアプリのダウンロード
マクタン・セブ国際空港(以下マクタン空港)でチェックインカウンターの前でQRコードを読み取る必要があります。
事前時ダウンロードをして、プロフィール情報(氏名、自分の写真、電話番号、メールアドレス)を登録しておくと良いでしょう。

■Philippines Airlineの乗客プロファイルと健康宣言 フォームに登録(ネット)
上記はPhilippines Airlineのページなので、他の航空会社をご利用の方は、乗客プロファイルと健康宣言 フォームの入力が必要なのか、各航空会社へ確認してください。
(Philippines Airlineの乗客プロファイルと健康宣言 フォームは、フライトの5日前まに登録とあったが、3日前でも大丈夫でした。)

 

★上記情報は、急に変わる可能性があります。
予約したフライト状況がキャンセルされないかチェックするのと同じように、帰国準備に必要な事柄も変更されていないか、常に確認しましょう。

日本厚生労働省の水際対策のページや、「たびレジ」に登録していれば届く日本入国の水際対策についての情報メール、利用する航空会社のページは日ごろからチェックすると良いでしょう。

 


帰国体験談① セブ島→成田直行便


 

 

2021年6月19日に、Philippines Airline(フィリピン航空)のマクタン空港→成田国際空港行(以下、成田空港)の便で、日本に帰国された方の帰国体験談です。

 

 Philippines Airlineのフィリピン出国者事前オンライン登録とTrazaアプリのダウンロードと設定 

Philippines Airlineのフィリピン出国手続きページから、乗客プロファイルと健康宣言 フォームの回答(Passenger Profile and Health Declaration)のオンライン登録と、Trazaアプリのダウンロードと設定を行う必要があった。

 

しかし、乗客プロファイルと健康宣言フォームの回答に、フライト日程とフライト番号を選択する項目があったが、自分の乗る便が選択肢に表示されなかった。

フライトの選択肢には、セブ発は無く、マニラやクラーク発の便しかなかったよう。

Philippines Airlineのチケットオフィスに行き、スタッフに事情を説明すると、当日チェックインの時にオフラインで登録すれば大丈夫と返事をもらう。

しかし実際、マクタン空港でのチェックインでは、乗客プロファイルと健康宣言 フォームの回答は求められなかった。

 

※フィリピンでは、スタッフによって対応が違う可能性があるので、注意が必要。

 

Trazaアプリは、マクタン空港でQRコードを読み取る必要があり、事前にダウンロードとプロフィール登録(氏名、自分の写真、電話番号、メールアドレス)しておくと良い。

 

 PCR検査 

セブドクターズにある、ジャパニーズヘルプデスクで、PCR検査を依頼し、午前11時に検査をし翌日12時に陰性結果を受け取ることが出来た。

厚生労働省指定のフォーマットでの検査結果と、病院指定の検査結果を受け取る。

 

ジャパニーズヘルプデスクのPCR検査についてはこちら。

 

 出発2日前の夜に度重なるフライト変更情報 

Philippines Airlineから、下記の連絡が立て続けに入る。

セブ発がマニラ発に変更

やはりセブ発のままと連絡(成田発→セブ着がマニラ着に変更)

セブ発の時間が1時間遅れで、成田着は2時間遅れ

最後、成田着は1時間遅れだけと連絡が来る

 

 フライト当日 マクタン空港 

《マクタン空港到着》

出発時刻の3時間前に到着したので良かったが、出発ターミナルが国際線ではなく、国内線の出発ターミナルに突然変更。

マクタン空港に入るとき、ガードがQRコードを読み取ることを指示してくるので、事前にインストールし設定して下りたTrazaアプリで、QRコードをスキャン。

 

《マクタン空港チェックイン》

チェックインの列に並んでいると、日本厚生労働省が指定するフォーマットの出国前72時間以内のPCR検査陰性結果証明書を、係員が乗客に対して、確認していた。

 

《マクタン空港イミグレーション》

国内線ターミナルの為、イミグレーションは出発ゲートの前に、臨時で作られたような感じだった。

ここで気を付けたことは、13Aでフィリピンに再入国する時、再入国許可証は必要ないことの確認。

事前にマクタン空港のイミグレで確認していたものの、ここでも念のため確認する。

「あなたのECCは今コンピュータに登録したから再入国できるわよ。ECCの領収書を再入国時に提示する必要もないよ」と審査官に言われたが、

「でも、念のために今のECCのレシート番号も入力しておいてあげるね」と続けて言われる。

13A保持者は再入国許可証を申請する必要はないという事だった。

とはいえ、念のためにECCの領収書は持っておいたほうが良い。

 

《搭乗》

機内席は、1/3埋まっているというような状態で、日本人とフィリピン人が半々だった。

 

 フライト当日 成田空港 

《成田空港到着》

成田空港に到着すると、基本最初から最後までフライト毎の団体で、係員の指示に従って行動。

 

書類のチェックや検査など10個くらいのチェックポイントがある感じ。

最初のチェックポイントで、書く書類について説明してくれ、英語も対応可能だった。

各チェックポイントでは、誓約書や検査証明書などの書類を見せていく。

特に、誓約書は必ずチェックされる。

規則を守ってもらえるように、厳しくしているようだった。

 

スマートフォンにきちんと、アプリのインストールと設定、メールがきちんと届くかなど、スタッフが念入りに確認し、アプリの使い方も説明してくれる。

インストールする必要のあるアプリは、OSのバージョンが満たしていないと、インストールが出来ないので、注意が必要。

私の使っているAndroidスマートフォンは6.0.1のバージョンで、アプリがインストールできる最低バージョン6.0以上ギリギリでしたので、アプリのインストールが可能だった。

 

回答する書類の一つに質問票がある。

これはマクタン空港で配布されるが、古い形式のもので、成田空港で改めて新しいものに記入を求められている人もいた。

私は、出発前にパソコンでネット回答し、最後に表示されるQRコードを印刷したものを持参。

質問票のチェックでは、連絡先の電話番号がスマホのものかどうか、緊急連絡先の番号は誰の番号かなどを質問される。

フィリピンの電話番号は記入できないので、宿泊ホテルの代表番号、実家の電話番号を記入したが問題なかった。

 

成田空港到着から、検疫所指定のホテルへの移動まで約3時間。

その大半は待ち時間で、特に最後の大検査の結果待ちの時間が長かった。

基本、厚労省のサイトで指定している書類やアプリを用意しておけば特に問題にはならないと思う。

 

唾液検査の結果が陰性だと、赤色の陰性証明書を発行される。

これは後の税関や、無料の検疫シャトルバス利用時に必要となるのでずっと持ってく必要がある。

 

《検疫所が確保する宿泊施設への移動》

検査結果が出ると係員の誘導でバス停まで移動。

フィリピンは変異株流行国に指定されているので、検疫所が確保する宿泊施設に3日宿泊が義務付けられている。

この期間の宿泊料や食事は国費で賄われていて、私は成田空港の東横インに宿泊した。

成田空港から10分ほどで到着した。

 

 検疫所指定施設での生活 

宿泊者は、3日間、部屋から出ないようにと厳しく伝えられる。

質問があるときは、専用の電話番号があり、そこに電話をかけるようになっていた。

 

部屋は普通のビジネスホテル。

ミネラルウォーター10本やタオル、ブランケットは2組用意されていて、追加でいただくことも出来る。

運動がしにくい環境でしたが、バスタブがあったので、よく湯船に浸かるようにしていた。

 

《食事》

検疫所指定施設での食事は、毎日朝8時、昼12時、夜18時にドアノブにかけられて提供される。

1時間ほど前に配布を連絡するアナウンスがあり、配布が終るとまたアナウンスがあり、配布中はドアを開けることはできない。

基本的にお弁当で、昼と夜にお味噌汁が付いた。

 

《健康チェック》

チェックイン時に体温計が渡されるので、体温チェックは毎朝8時に行い、インターネットで送信、同時にコールセンターからも電話がかかってくるので、体温を伝える。

また、毎朝11時に厚生労働省からメールが届くので、そのメールにある体調状況を確認するアンケートに答えた。

 

《最終日の検査》

最終日に検査で陰性だった場合、何時の無料バスを利用するか希望を聞かれ、無料バスで成田空港まで移動できる。

 

最終日の朝7時に唾液採取キットが各部屋に配られ、15分ほどで唾液を採取する担当者がやってくる。

結果は午後2時半頃に通知され、「陰性なので退所できます、一階に降りてください」と指示された。

 

《検疫所が運行するシャトルバスにて成田空港から自主隔離ホテルへ移動》

成田空港到着後、同じバス停から成田空港周辺の自主隔離ホテルを巡るシャトルバスにて京成成田駅まで移動。

この無料シャトルバスを利用するには空港検査時に渡された陰性証明書が必要だった。

 

 自主隔離ホテルでの生活  

部屋に移動したら、インストールしておいたOELというソフトを起動して、チェックインというボタンを押す。

そうすると、位置情報が報告されたことになり、自主隔離場所となる。

不要不急の外出は禁じられていますが、食料品や生活必需品の買い出しは三密を避けることを条件に認められている。

毎朝11時の厚労省からの健康確認メールは継続して届く。

しかし、ネット情報によると、毎日複数回OELアプリを通じて、「今どこにいますか?」という位置確認通知があるらしいのですが、私の場合今のところ一回も届いていない。

 


帰国体験談② セブ島→マニラ→関西空港


 

 

帰国体験談2つ目は、2021年6月10日~11日に、マクタン空港→ニノイ・アキノ国際空港(マニラ)→関西国際空港(以下、関西空港)で、日本に帰国された方のものです。

 

 航空券の予約  2021年4月~6月上旬ごろ 

セブ島→成田の直行便が度々キャンセルされたため、頻繁に運行状況をチェック。

直行便で帰れる見通しが立たなかったので、知人がマニラ経由で関西空港行の飛行機で帰国したため、私もマニラ経由→関西空港行の航空券に変更した。

 

 日本入国・フィリピン出国に必要な準備は何か調べる、同時に日本の水際対策も頻繁にチェック  2021年4月~6月上旬ごろ

帰国に際して、何が必要だったか自分で調べると同時に、直近で帰国していった人達に何が必要だったか、注意点などを聞く。

日本入国・フィリピン出国に必要な準備は、上記記載の準備を行った。

また、日本の入国についての水際対策が、他の国からの入国者に対しても、日ごろから変わるので、「たびレジ」(在留届)に登録していると、日本外務省から届く、日本入国の水際対策の情報メールは必ずチェックするようにしていた。

 

持っているビザ関連でも、準備が必要だったので、会社のビザ担当者に確認を取りながら、帰国準備を進めた。

 

 フライト当日1日目  2021年6月10日

《PCR検査》

フエンテエリアに2つあるBioPathというコロナウィルス検査施設のDOH7が隣にあるブランチで検査を受ける。

朝6時半に施設に到着し、当日の昼頃には検査結果を受け取れることが可能。

マクタン空港に、15時頃到着する必要があったが、検査結果受取に間に合いそうだったので、マニラ→関西空港行の便の延期も考え、出来るだけ有効時間が長く保てるように、PCR検査はフライト当日に受けることにした。

 

日本の厚生労働省のPCR検査証明証も発行してくれるが、念のため自分からもきちんと、スタッフに厚生労働省用の検査証明証が必要である旨を伝える。

だが、PCR検査結果をもらう時、日本の厚生労働省用の用紙と病院側の用紙と、両方病院のseal print(型押しハンコ)が押していないといけないのが、

病院側の検査結果用紙にseal printが押されておらず、スタッフにseal printを押すように指示が必要だったので、自分でも十分に気を付ける必要がある。

 

《マクタン空港到着》 15:50頃

住居の退去作業に手間取り、15:50頃にマクタン空港に到着。

ターミナル1から入ると、空港スタッフが荷物運びを手伝ってくれた。(要チップ)

 

チェックインカウンターのエリア前で、TrazaというアプリでQRコードを読み取るように指示される。

事前にTrazaの設定をしていたので、QRコードの読み取りだけして、スムーズにチェックインカウンターへ向かった。

 

《マクタン空港でのチェックイン》

チェックインでは、航空券、PCR検査結果用紙(日本厚生労働省指定用紙と病院側で出された用紙)を確認される。

他は、通常の帰国と同じで、荷物の重さを図られて、チェックインは完了。

 

マニラで、空港外のホテルに1泊止まる予定だったので、預入荷物はニノイ・アキノ国際空港(マニラ)で一度取るのは、面倒だったため、空港スタッフに相談して、ニノイ・アキノ国際空港で受け取らずに関空まで直接荷物を送ってもらうようにお願いした。

※ただ、ニノイ・アキノ国際空港(マニラ)で、預入荷物のレーンに回っていたので念のため、荷物を引き上げ、スタッフに強く関空まで持って行ってもらうように指示。

 

《マクタン空港出発》 17:30頃

乗客が早めに全員乗り込んだためか、離陸予定時刻(17:55)よりも、30分ほど早めに離陸。

 

《ニノイ・アキノ国際空港に到着》19:00頃

予定時刻より早く到着。

マニラ→関西空港発の便まで、待ち時間が12時間以上あったので、ニノイ・アキノ国際空港の外のホテル宿泊を予約していた。

 

マクタン空港で頼んでおいた、預入荷物がなぜか受け取りレールで回っていたので、引き上げてスタッフに関空まで直接運ぶように指示。

 

ニノイ・アキノ国際空港の外に出るのに、何か必要書類が必要ではないかと心配だったかが、特に必要なくあっさりと空港の外に出れた。

ホテルへは、Grabを使い移動し、一泊する。

 

 フライト当日2日目  2021年6月11日

《ニノイ・アキノ国際空港に到着》6:00時頃

特にチェックや、TrazaのQRコードスキャンなどは無く、空港に入る。

 

《ニノイ・アキノ国際空港でチェックイン》

ニノイ・アキノ国際空港に再び戻ってきたら、Philippines Airlineのチェックインカウンターでチェックインを行う。

チェックインで下記を確認された。

ー日本帰国に必要なアプリのダウンロード
ー厚生労働省の質問票回答済みを証明するQRコード
ーPCR検査結果の証明証(日本厚生労働省指定用紙、病院用紙)

 

《ニノイ・アキノ国際空港のイミグレーション》

PCR検査結果の証明証(日本厚生労働省指定用紙、病院用紙)を再度見せる。

また、9GのIカード申請中だったため、WAIVERを見せる。あと、SRCも見せた。

 

《飛行機へ搭乗》8:30頃

搭乗口の待合場所の前で、再度チェックインしたときと同じ3点を確認される。

 

出発時刻は、乗客が出発予定時刻より早く乗り込んだ為か、予定時刻より早く出発。

 

機内で、機内でも、日本の空港に着いた際に提出を求められる誓約書を配布しているので、記入が済んでいなかったら済ませる。

その他、健康状況確認の用紙も書かされていた記憶がある。

ペンの配布は基本的にないので、自分で持っていると良い。

 

ネット上で回答する質問票にもあったが、日本の空港到着時に提出する誓約書にも「ご自身に直接連絡が付く電話番号の記載」というのがあった。

私は、日本の携帯の電話番号を持っていなかったので、母の携帯電話番号を記入。

実際、母へは電話が無かったので、大丈夫だった。

 

《関空に到着》13:30頃

関空に着いてからは、同じ便で帰ってきた人たちが一塊となり、空港スタッフの指示に従い、10か所くらいチェックポイントを巡る。

 

下記が大まかな流れ。

飛行機から降り、機内で書いた書類(誓約書も含む)やPCR検査証明書があるか確認 ※この後も、何回も同じ書類を見せることとなる。

唾液検査を行う(唾液検査の前も同じ書類を確認される)
パーテーションで区切られたスペースで、梅干しとレモンの写真を見ながら、規定量の唾液を容器に入れる

アプリダウンロードしているか、スマホの設定がしているか確認される
アプリの使い方を案内される

書類のチェック

1時間唾液検査の結果待ち、陰性結果を伝えられる

入国審査

関税(関税用紙を書いてない人はここで記入し、スタッフに渡す)

同じ飛行機来た人を集めてホテルへ向かう(この時は、日航ホテルと新大阪アパの2つあったようだが、自分で選べない。)

他の人を待っている間、お手洗いは、スタッフに伝えて行けた。

自販機の利用は難しそうだったので、機内でもらった水を持っていると良いと思う。

1時間バスに乗り、新大阪アパホテルへ。

 

空港でのチェック中、段階によって、色の違う首ひものカードホルダーをかけさせられた(赤、緑、青)これで、スタッフは段階を見極めているよう。

 

 入国管理局指定のホテル3日間滞在 

6月11日の17時ごろ、新大阪アパホテル到着 ※このホテルでの滞在は、食事込みで無料

2021年6月21日現在、フィリピンから日本帰国後の入国管理局指定のホテルの3日間滞在が必要。(入国日は0日目として3日間、3泊)

3日間は、体温計を渡されて、朝夕と体温を測って、紙に記入する。(結局は、退出の際に体温計だけ返却)

1日3食出て、アナウンスがあり8時、12時、18時頃に食事が出る。食事は、扉前に置かれるので取る。

自室から出ないように、鍵は渡されなかった。洗濯も洗剤は支給されるが、ランドリーは使用できない。

デリバリーは使用出来た。

 

2日目の夕食と同じタイミングで、検査キットを配布されるので、3日目の朝に唾液を採取(7:30まで)して、扉前に設置しておく。

 

3日目の14時ごろに結果が出て、その後ホテルに迎えか、空港まで入国管理局がバスで送ってくれる。

自宅か、自分で用意した隔離場所へは、公共交通機関を利用せず、家族や知り合いからの車送迎か、ハイヤーを手配する。

 

 残り11日間の自主隔離期間 

6月14日17時ごろ、手配したハイヤーに乗り、予約したAirbnbの部屋に到着 ※ハイヤーの手配、残り11日間の隔離場所の費用は自己負担。

 

隔離場所に移動したら、OELアプリのチェックインを行う。

その後ランダムな時間に毎日にOELから現在地の報告を求められる通知が来るので、ボタンを押す。(大体一日2回くらい)

 

また、ランダムな日時にMySOSアプリからもビデオ通話を求められるので、通話に応じる。

これは毎日ではないが、いつかかってくるか分からない。

私の場合は、ほぼ毎日かかってきた。体調に変化がないかと、ちゃんと隔離場所にいているのか聞かれ、隔離場所の様子を写したりする。

 

厚生労働省から毎日11時に健康状態を確認するメールが来るので、メールにあるURLをクリックして、簡単なアンケートに答える。

 

食料調達は、オンラインスーパーなどを利用した。やむ負えない場合は、近くのコンビニで短時間で買い物を済ませた。

 

6月25日までが隔離期間だったので、翌日6月26日にAirbnbを退去。

 


まとめ


 

新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、日本帰国へのハードルがかなり上がっているのが、この記事を読んで分かるかと思います。

日本帰国が必要な方は、この記事を参考に、入念な準備と確認を行って、帰国してくださいね。