2021年1月1日より、セブ領事館事務所からセブ日本国総領事館に格上げされたことは、セブの日本人にとっても嬉しいニュースでしたね。
この度、2022年5月に2代目の総領事として着任された、山地秀樹総領事にインタビューをさせていただきました。
今までの経歴やセブの印象、これからの取り組みなどを伺いました！
在セブ日本国総領事館・山地秀樹総領事インタビュー
これまではアフリカなど5ヶ国の日本大使館にて在勤
セブ日本国総領事館
Q. セブに赴任される前はどちらにいらっしゃいましたか。
これまで、オーストラリア、タイ、アメリカ合衆国、アフリカなど5ヶ国の日本大使館にて在勤してました。
セブに来る前は、東京の外務省にて北米局北米第一課（アメリカとの外交などを行う部署）の企画官として2015年より3年間、それから宇宙海洋安全保障政策室長、ハーグ条約室長として勤務しておりました。
そして、今年（2022年）、東京からセブへの異動となりました。
北米局北米第一課企画官として着任した当初は、アメリカのオバマ大統領時代で日米関係も安定してましたが、2016年から次期大統領選の時期に入り、オバマ大統領かからトランプ大統領へ変わる時期を経験しました。
2017年には、トランプ大統領が初の訪日などもあり、日米間の関係においても大きな変化の時期でもありましたね。
また、東京の外務省の前は、南アフリカのザンビア共和国に在勤しておりました。
この国は周り8つの国に囲まれた海のない国だったんですよ。
在セブ日本国総領事館・山地秀樹総領事インタビュー
セブ現地の方々は非常に親しみやすい人柄
Q. セブは初めてですか。セブの印象はいかがでしょうか。
私にとって、セブは初めての地です。
東南アジアのタイに在任していたということもありますが、セブの空港に着いた時、東南アジア独特の熱い空気と人々のリラックスした雰囲気を感じ、「あ～東南アジアに帰ってきたんだな。」とその時思いました。
セブの方々については、非常に親しみやすい人柄かなと感じましたね。
アジア人独特の温かい人柄だと思います。
在セブ日本国総領事館・山地秀樹総領事インタビュー
日本とセブを含むビサヤ地域との関係をより幅広いものに
Q. これからセブ総領事として、どんな取り組みをしていきたいですか？
コロナが収まれば、観光客や語学留学生はもちろん、セブで起業されていて日本に帰った方々などもまたセブに戻って来ると信じてます。
セブへ行きたくても行けないといったような障害があるのであれば、総領事館としてできる限りその障害を取り払い、
セブへ皆様がお越しになれるように努力したいと思っています。
また私の大きな任務は、日本とセブを含むビサヤ地域との関係をより幅広いものにすることも、一つだと考えてます。
人々の交流だけでなく、経済的、文化的な交流をさらに活発化できればと願ってます。
それに加え、平時の時は、在留邦人の皆様が安心して生活できるよう、非常事には邦人の生命、財産を守ることが、私どもの大きな使命と思っております。
これは、領事事務所であろうと、総領事館であろうと変わりないことですね。
在セブ日本国総領事館・山地秀樹総領事インタビュー
セブ在住の日本人の方へのメッセージ
セブでお困りのことがありましたら、安心して総領事館へご相談ください。
コロナ禍で日本へ一時帰国されている方へは、またセブへ戻ってきていただけたらと願っております。
山地総領事(中央左）、矢冨首席領事（中央右）
在セブ日本国総領事館・山地秀樹総領事インタビュー
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◎これからセブへご旅行される方、留学される方へ
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詳しくは、「外務省海外安全ホームページ」をご覧ください。
■在セブ日本国総領事館
住所：8th Floor, 2Quad Building, Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City
電話：(63-32) 231-7321 / 7322
WEB ：在セブ日本国総領事館
FB：Consulate-General of Japan in Cebu
